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郷土史は隙間か

カテゴリ:サイト運営 [2010年08月23日 00時58分]
 大学の時の指導教授が「日本史をやろうと思ったら50歳まで文献を読み続けないと無理」という話を聞いて、そういうものだと思っていた。ただし、その教授が正しいのかどうかわからない。それで、その教授について検索してみたら、亡くなっていたということがわかった。

奥富敬之

 奥富先生は大河ドラマ義経の監修をされていて、かなり自慢をするところもあったが立派な人ではあったと思う。なぜかというと社会的・学力的評価がイマイチな学部(自分と同じ学部なので先輩に当たる)を卒業したにもかかわらず名誉教授にまでなったから。ゼミで「NHKの廊下ではタッキーと会うんだよ」と自慢していたのを覚えている。角川地名辞典で地名を調べろ、地名は文化財、ということを散々言っていた。

 ゼミのときは虚栄心が強い人だと思っていたがあれはあれで立派な経歴を獲得したのだから立派な人であった。

 自分のいた学科はかなり学力的にも経歴的にも微妙な感じがする。旧帝大の文学部を受けたら多分9割の人間(自分も)が受からないはず(受けてないので推測)。東大に至ってはかすりもしないレベルだろう。ただし社会の一科目に限って言えば旧帝大レベルだと思う。推測だけど。記念受験で受けた京大文学部の日本史は5割も書けなかった記憶がある。そういう大変微妙な学力の学部から教授になったというのはおそらく努力によるもので、それは成果として大変評価される。少なくとも自分には。

 そういう学力・社会的評価が決して高くない学科の出身であるということは、知的分野でいさおしを挙げようとするとき大変に気になることで、その結果として自慢をせねば気分がおさまらないことになったのではないか。

 あと、外園先生という先生のゼミにも自分はいたのだが、その方も亡くなっていた。こないだ検索したらわかった。小泉首相と会食したとか、宮崎駿と対談したとか、やたらと自慢話をしていたが、学生のゼミでの査定は緩かったので良い人間だと思う。

 あと、佐久間弘展先生に西洋史を習ったがこの方も亡くなっていた。自分が習った大学教授が3人も死んでいるというのは相当に率が高い。まだ数年しか経っていないため。

heguraneko1

 それで、本当は何を書こうと思ったかというと、郷土史はニッチ分野になっていて、歴史専修の人間でなくても手を出せるのではないかということ。50まで資料を読み続けてようやく若手として認められる、というのは対象を「鎌倉時代」とかあまりにも広くしたためであって、郷土の歴史であれば範囲が限られてくるから、それと比べれば少ない労力で一定の成果を出せるのではないか。

 現地を実際にまわって写真におさめるというフィールドワークを主体にして何かの結果が出せるのならば、専門の博士にも匹敵するような成果が出せるのではないか。博士がどんな論文を書いているか知らないけど。要は文献を集めて読み解く操作の方向性に努力を向けず、現地に住んでいる人間が有利なフィールドワークを主体にして努力を傾注すればある程度の結果が出せるのではないかということだ。

 でもそれは郷土史じゃなくて地理のフィールドワークか?

 実際やってみるとわかるが、大学の日本史教授でも専門でなければ神社のことについてそんなに詳しくない。詳しい人間は国学院や皇學館にいると思うが、そういう人間は東京や伊勢に住んでいるので、石川や福井で長期にわたって綿密にフィールドワークはできない。そういうわけで地方の神社というのは意外と調査の対象として狙い目ではないだろうか。

※50まで読み続けないといけない というのは大体こういう意味
…資料には価値の高いものもあれば価値の低いものもある。素人はその区別がつかず、学会で相手にされていないような資料の一部を読みかじって、それらをつなぎ合わせて珍説をつくる。そのような事態を回避するために、大体同時代にどのような文献があって、どれの信ぴょう性が高く、どこにどんなことが書いてあるのか知らないといけない。ある時代についてそのような境地に達するためには、50歳まで資料を読み続けることが必要だ。
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