寂寥度数

カテゴリ:サイト運営 [2010年12月19日 01時06分]
 自分は学者として大成する見込みもなく、郷土史家として書きものを続ける気もないので、惜しげもなくアイデアをネット上に出しているが、今度は寂寥度数というものを考えた。



1 動機
 決して自分の興味は神社に向いているのではなく、人気のない海岸や川辺、霊園や、人気のない公園、活気のない団地、潰れかけたショッピングセンターにも向いているとわかった。神社だけに対象を限定することは興味の全域をカバーすることにならない。
 これらの場所の共通点を探ると、

(1)人気がない
(2)騒ぐことが制限されている(法令・社会道徳によって)
(3)生産的な活動がなされず、人生において終末期を予感させる

と、このようになる。
 伊勢神宮や出雲大社といった大規模観光地化した神社によって感銘を受けなかったのは、それらが上記(2)は満たしても、(1)(3)を満たしていないことによる。自分が神社に求めるのは超自然的な存在や信仰の歴史ではなく、非生産的、反(非)社会的な雰囲気であると判明した。その点、人気がなくさびれた団地や、閉鎖が決定したショッピングセンターの方が大規模神社より印象が良い。
 ここで注意しなければならないことは、ただ単に静かな場所を見出せばよいというわけではないことだ。その場所は明らかな非社会性を含まねばならない。以下でどのような場所が該当するか考察していく。

2 社会事象分類図
syakaijisyoubunruizu2
 集める対象の微妙さを表すために分類図を作った。抽象的な分類だが、収集の主目的になるのはⅢ象限である。つまり、まずは向上心、騒がしい交友関係といった活動の騒がしさから遠ざかった存在である。さらに、社会的成功に恵まれていてはいけない。その場所にいるだけで侘びしくなってくるような、社会的不成功を感じさせるのが望ましい。優れた神社はこの図ではⅡ象限に該当する。すなわち、規律や信仰といった社会的成功を感じさせてしまうのである。寂れた団地、潰れかけたショッピングセンター、霊園はⅢに該当する。



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コメント

No title
N.H.K URL [2010年12月21日 11時39分] [編集]

お疲れ様です。初めて書き込みさせていただきます。
管理者が作られた「寂寥度数」という概念にとても興味があります。
地理学の概念として「機能地域」「等質地域」というものがあります。等質地域は同質・類似事象の分布する範囲で、機能地域は人間の諸活動に対して機能を持つ中心地又は中心地域が影響を及ぼす範囲のことです。(数年前、私が大学の地理学概論で習った内容です。違っていたらごめんなさい。)
図の中の管理者が興味を示しておられるⅢ象限について、その地域の分布傾向(どういう場所にⅢ象限が見られる(集まっているのか))とそこに従来より住んでいる人々の諸活動にどのような影響があるのか、を詳しく分析していくと、地域的特色の考察として非常に面白い研究になると思います。
地理学は人文科学と社会科学にまたがっており、可能性が広がる学問です。私が興味がある分野みたいにピンポイントの部分を取り扱うものではないと思うと、非常にうらやましい限りです。
(ちなみに、「私(N.H.K)」という事象を図の中に当てはめたら、おそらくⅢ象限かⅣ象限になるでしょう。)
管理者の思いと違っていたらすみません。
これからのブログの展開に期待しております。
ではこれにて失礼いたします。

Re: No title
管理者 URL [2010年12月25日 17時01分]

コメントありがとうございました
このweblogは半分冗談めかしたことが書いてあるのでそれほど真剣に検討すべき内容でもありません
自分も地理学概論で「機能地域」「等質地域」をずっと前に習った気がします
地理は高校の時ならっていなかったので基本的なことを知りません
あと象限についてはⅠかⅡに該当するように思う方がいいと思います
(自己イメージ改善訓練みたいな感じで)

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