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場所と自己理解

カテゴリ:身辺雑記 [2011年07月03日 20時41分]
 プルーストの「失われた時を求めて」に、庭の敷石にけつまづいたことによって幼少時の記憶がよみがえる個所があるが、そのように、過去の記憶は場所によって記録されている。情報は人間の内部にあるというよりは、外部に半分依存している(アフォーダンス)という考え方も似ている。他に、嗅覚や味覚によっても記憶が思い出されるという描写が「失われた時を求めて」にある。

 このように、自分の過去の記憶を理解するためには、場所についての記録や、実際にその場所に行ってみることが役に立つ。地理は場所を扱うので、場所を通じた自己理解ということは地理の内容になる。また、その場所の記録と自己理解の過程を連続して書けば、自叙伝になる。ふつうの自叙伝は、散文(ふつうの文章)で書かれているが、場所の記録と随想を連ねていけば、散文の代わりに場所データを用いた自叙伝となる。

 ここまではいいが、重要なのは、場所をどのように分析し、さらに過去の記憶をどうまとめるかである。地理学には「景観」という概念がある。フンボルトの景観概念は植生を一瞥のもとに捕える、といった概念なので、あまり自己分析に役立たない。植生の一望よりは、むしろ①景観の要素を分解して、そのそれぞれに自分はどのような印象を持つのかを書く方が役立つ。

 また、過去の記憶については、②場所と関連づけた想起を散文で書く。それを①に付記する。それらを連ねていけばある程度の形をなすはず。

 改良するとすれば、①の要素分解である。地理的に場所を分析する味方として、さまざまなものがある(「等質地域」「時間地理学」「歴史地理学」など)が、むしろそのような、自分自身と関連しない複雑な要素を持ち出さず、自分の視覚や聴覚と言った一身に属しているものを取り出して分析することが必要になる。

basyojiko2

 まず第一段階として、どのような場所を扱うか、リスト化する。さらに、その場所を実際に尋ねてみることが必要になる。また、思い出したことの書き出しや、場所の分類も行う。
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