神社めぐりのフロンティア~それは惣社~

カテゴリ:普遍的なこと [2009年07月13日 19時01分]
人物A 「神社めぐりの未開拓地と言ったら惣社かな?」
古老 「それは、そうじゃ」

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 世の中に神社の写真を掲載したサイトやブログはすごく沢山あって、その中で他と重複しない有意義な内容を載せることはなかなか難しい。
 式内社巡り、一の宮巡りといったアイディアはよくあるが、そこからひとつひねった内容で神社めぐりができないかと思い、これまで、県社や郷社をも巡ってきた。→官国幣社・県社一覧郷社一覧

 しかし、それらをほぼ巡り終えてしまったので、これからは別の趣旨で神社めぐりの方針を立てることが必要になる。そこで、惣社という分類を思いついた。

 惣社(または総社)とは、近隣の神社の中でもぬきんでた存在で、それらをまとめるような地位にあった神社。○○郷50ヶ村の惣社、とかいう記述をよく社伝の中で見るが、それである。
 日置謙博士による『石川県史 第四編』677頁の記述によれば、惣社とは一般に江戸時代あたりに行われた制度である。また、これは、平安時代に、国司が参拝の便宜のために定めた総社とは別物である。当サイトでは、区別のため、平安時代のものを総社、江戸時代のものを惣社と記述することにする。

 惣社という分類にはいくつかの特徴がある。

①政権側が定めたものではない
②それを一覧にした資料が見当たらない
③惣社を探すためには、社伝などによるほかない

 式内社、近代社格での県社・郷社などは、時の政権(朝廷・明治政府)が定めた制度である。しかし、惣社はそうではない。少なくとも、各郷の惣社を藩が任命した、という記述は見たことが無い。
 おそらく、住民の間で自然発生したものであろう。周辺の神社の中でぬきんでた存在が、自然にまとめ役として崇拝されたものと思われる。

 したがって、それを県内全域にわたって一覧にした資料は無いようだ。そのため、惣社を探す際には、社伝などに、「○○郷の惣社」と書いてあるものに頼るほかは無い。
 とりあえず、石川県神社庁HPのサイト内検索を使って、文中に総社・惣社とあるものを探した。そして、それをまとめてみた。→惣社一覧

 以後、この表にのっとって惣社めぐりをする。

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 以上は、今の自分に分かる範囲のことを書いたものです。もしかすると間違いなどあるかもしれません(惣社の発生経緯・一覧の不存在など)。惣社について詳しい方がいらっしゃれば、それらについて教えてください。
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